●組換えタンパク質など大量発現タンパク質の粗精製に
●従来製品と比較して5~10倍の高キャパシティー(タンパク質によって差あり)
組換えタンパク質など大量発現タンパク質の粗精製に適したカラムです。大量精製の最初のステップはサンプル量が多く、処理に必要な時間が長くなるため、迅速な分離操作が可能かどうかが鍵になります。
HiPrep™ SP XL 16/10、HiPrep™ Q XL 16/10にはそれぞれSP Sepharose™ XL、Q Sepharose™ XL担体が充填されています。これはアガロースをベースにした担体にデキストラン鎖を共有結合した複合担体です。このデキストラン鎖がフレキシブルであるため、従来の製品と比較して5~10倍のキャパシティーを持っています。
ÄKTA™designでの使用が可能です。
FAQ(製品Q&A)は下記リンク先をご覧ください。
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項目
- 仕様
- 補足イメージ
HiPrep™ Q XL 16/10 , HiPrep™ SP XL 16/10 Columns and Lab Packs仕様
カラムサイズ |
1.6×10 cm |
|
---|---|---|
担体容量 |
20 ml |
|
ゲルマトリックス |
SP XL 16/10 |
SP Sepharose™ XL |
Q XL 16/10 |
Q Sepharose™ XL |
|
平均粒子径(範囲) |
90 μm(45~165 μm) |
|
限界圧 |
0.15 MPa |
|
最大流速:*1(HiPrep™) |
10 ml/min |
|
推奨流速:*1(HiPrep™) |
2~10 ml/min |
|
化学的安定性 |
一般的に使われるバッファーに安定*2 |
|
pH安定性 |
SP Sepharose™ XL |
4~13(長期)、3~14(短期) |
Q Sepharose™ XL |
3~13(長期)、2~14(短期) |
|
荷電基 |
Q Sepharose™ XL |
-N+(CH3)3 |
SP Sepharose™ XL |
-SO3- |
|
結合容量 |
Q Sepharose™ XL |
130 mg BSA/ml ゲル |
SP Sepharose™ XL |
160 mg Lysozyme/ml ゲル |
|
推奨線流速*1(担体) |
300~500 cm/h |
|
温度耐性(担体) |
4~40℃ |
|
保存温度(HiPrep™) |
4~30℃ |
流速換算式:流速(ml/min)=線流速(cm/h)×カラム断面積(cm2)÷ 60
1 MPa=10 bar=145 psi
*1 常温、H2O の場合
*2 1 M NaOH、8 M urea、6 M 塩酸グアニジン、70% エタノール、非イオン性界面活性剤使用可。ただし酸化剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤の使用は避けてください。
注) 出荷時の保存溶液には、Q Sepharose™ XL, HiPrep™ Q XL 16/10 は20% エタノールを、SP Sepharose™ XL, HiPrep™ SP XL 16/10 は0.2 M Sodium acetateを含む20% エタノールを用いています。
注) ÄKTA™design を使用される場合、(プレパックカラム一覧表)「限界圧0.3 MPa 以下のカラムを使用時のご注意点」を必ずご参照ください。
1 MPa=10 bar=145 psi
*1 常温、H2O の場合
*2 1 M NaOH、8 M urea、6 M 塩酸グアニジン、70% エタノール、非イオン性界面活性剤使用可。ただし酸化剤、陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤の使用は避けてください。
注) 出荷時の保存溶液には、Q Sepharose™ XL, HiPrep™ Q XL 16/10 は20% エタノールを、SP Sepharose™ XL, HiPrep™ SP XL 16/10 は0.2 M Sodium acetateを含む20% エタノールを用いています。
注) ÄKTA™design を使用される場合、(プレパックカラム一覧表)「限界圧0.3 MPa 以下のカラムを使用時のご注意点」を必ずご参照ください。
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