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Jesper Hedberg

DIRECTOR - TESTA CENTER
UPPSALA, SWEDEN

記事作成日:2019/6/18

スウェーデン政府と共同設立のバイオプロセスリサーチ施設である 「Testa Center」 。Testa Centerのディレクターを務めるJesper Hedbergは、その構想をゼロからつくり、実現し、成長させました。た。Testa Centerは、アカデミアや中小企業スタートアップ、産業界に開かれたオープンなイノベーション施設であり、彼はセンターでのオペレーションやカスタマーサポートを率いています。「Testa Centerを通して、わたしたちはバイオイノベーションを推進させることを目指しています」

カロリンスカ研究所で博士号を取得後、プロテインケミストリーおよびプロテオミクスの専門家としてキャリアをスタート、2002年に入社。2007年に退社したのち、2012年に細胞培養グループのバイオリアクタープロセス・製品開発・市場サポート担当のラインマネージャーとして再入社。「細胞培養グループを大きく成長させ、5つの新しいラボを設立することができました」。Jesperはそのあと自然の流れでTesta Centerに参加、2018年8月ディレクターに就任しています。

(Testa Centerオープンから時間が経過した)いま、イノベーションをミッションとするTesta Centerに対する想いについて、Jesperはこう語ります。。 「わたしを突き動かしているのは、好奇心と探求心。そして生物というシステムがどのように機能しているのかを理解したい、その一心ですね」 ――その熱意がTesta Centerを素晴らしい環境へと導いています。Testa Center運用開始から3ヶ月で、施設の約3分の2がすでに稼働中です。Jesperのチームは「helping improve lives」という最終目標を掲げて、ライフサイエンス分野でのイノベーション率を高めるべくスタートを切っています。 「バイオマニュファクチャリングによるイノベイティブな治療やテクノロジーは、最終的には患者さんのQOL(Quality Of Life)を向上させるでしょう」

ヘルスケア業界が現在直面している重大なハードルの1つは、バイオ医薬品に対する「費用対効果の高い研究開発と製造ソリューション」だとJesperは言います。また、ヘルスケア業界はデジタル革命の真っただ中にあり、デジタルツールを最大限に活用することも不可欠だと考えています。「わたしたちのテクノロジーは、バイオ医薬品の開発・製造をより効率的にするお手伝いをします」

「新鋭のリーダーや若いプロフェッショナルも、イノベーションにおいて素晴らしい実績を上げることができます。その方法は、オープンマインドで、 慣れ親しんだ“あたりまえ” を疑い、違った視点で物事をとらえることです。間違うことへの恐怖心は、高いハードルだと思います。不可能なことは何もないのです――少し時間がかかりますけどね」

“I think the fear of making mistakes is a big hurdle. Nothing is impossible – it just takes a little longer.”


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