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正しい知識と正しく使えること、それが大事
DeltaVisionお客さまの声

中野 星児様

東北大学大学院医学系研究科
細胞増殖制御分野

中野 星児様

中野様は、細胞増殖と分化について研究される傍ら、東北大学大学院医学系研究科 共通機器に登録されているDeltaVisionの管理と細胞イメージングの研究支援をされています。研究者からの様々な相談を受けられる中野様に、DeltaVisionの特徴と細胞イメージングについてコメントをいただきました。

正しい知識と正しく使えること、それが大事

顕微鏡技術の発展と新しい蛍光物質や蛍光タンパク質の開発が進み、これまでは観察することができなかった分子の観察や、さらに空間分解能に加えて時間分解能を持ってダイナミクスを捉えることが可能となってきました。そのため、蛍光タンパク質を巧みに利用し標的分子の細胞内局在や生細胞内の動態をイメージングする技術は、生命科学系研究を遂行する上で必須のツールとなっています。しかしながら実際にイメージングを試みると、蛍光色素の選択、観察時の蛍光退色、細胞毒性、データ解析など様々な問題に直面し、頭を悩ませた方も多いのではないでしょうか。不適切な使用法を続けると、十分な成果を挙げられないばかりか間違った実験結果を得てしまう可能性もあります。

問題解決と研究を的確に推進するために

このような問題点を解決し、研究を的確に推進するために東北大学大学院医学系研究科 細胞増殖制御分野では、生細胞イメージングや培養細胞、組織切片などを用いた蛍光イメージングを得意とする高解像度3Dライブセル光学顕微鏡DeltaVision (Cytiva)を用いたイメージングの研究支援を行っています。DeltaVisionは、① 励起エネルギーの低い半導体光源を搭載していることにより蛍光退色を抑制されること、② ライブセルイメージングに大事な光毒性を低く抑えること、③ 精緻な電動ステージによる位置制御が可能なこと、さらに④ 画像処理ソフトウェアによる微細構造観察が可能なこと、などの特徴により蛍光イメージングをする上で有用なツールの1つになっています。

※お客さまの使用経験に基づく記載です。

中野様ご所属の東北大学大学院医学系研究科 細胞増殖制御分野のご研究紹介
中山啓子教授によって主宰されている細胞増殖制御分野では、遺伝子改変マウスや培養細胞などを用いて、個体発生・分化と細胞増殖との関係を分子レベルから個体レベルまで解明しようと研究を進めています。中野様はDeltaVisionを用いたイメージングのサポートをしながら、ノックアウトマウスにおける血球細胞や生殖細胞の増殖と分化に興味をもって研究をされています。
東北大学大学院医学系研究科 附属創生応用医学研究センター がん医学コアセンター 細胞増殖制御分野

 

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