Meet the People at Cytiva

弊社のグローバルサービスのHRビジネスパートナーを務めるJeffery　Moss（以下「Jeff」と言います）。ユーザーにとって最善となるようにビジネス全体の人材戦略立案や、その実行のためにグローバルリーダーチームと緊密に連携を図ることが主な仕事です。

2012年、Xcellerex™社買収によりCytivaに入社。人事マネージャーから始まり、6年間にわたり米国Cytiva内のほぼすべての機能とビジネスをサポートするネットワークを構築しました。「転機を迎えたとき、その急成長ぶりと先進的なミッションに惹かれてライフサイエンスの世界を選びました」と言います。

「最高のチームって、さまざまなバックグラウンドや経験をもつ人たちが集まっていると思います。だからこそ、いろんな視点やアイデアを出せるのですね」。 2016年、マサチューセッツ州マールボロにあるCytivaのライフサイエンス米国本部のグランドオープニングで、それを目の当たりにすることになりました。メンバーを集め、全員一丸となっての組織作りをスタートしてから2年余りでした。「その会場で、どうやったらよい組織がつくれるか、というHRの取組みを披露するパネルディスカッションの機会もあったのですよ」

「社員が創造的になれること、いわゆるコンフォートゾーンから飛び出せる環境にすること、そして何ら制約なしに新しいプロジェクトに取り組めるようにすること」――グローバルチームを率いる人事リーダーであるJeffは、「真のリーダー像」についてこう話します。そして何よりもまず、リーダーはチームの一人ひとりが恐怖心なく、新しいことに挑戦したり、時に失敗したり、その失敗から学んだりすることができる「チーム内の居心地のよさ」を担保する必要があるとも言います。

そんなJeffの仕事の醍醐味は、彼がリーダーのポジションに推薦した社員の成長を見ることです。「彼らは誰の目にも止まっていなかったかもしれないけど、驚くほどインパクトのある仕事を成し遂げたりするのですよ」

将来に向けて、若きプロフェッショナルたちに必ずしも答えをもつ必要がないことや「自分はどうなりたいか」というキャリアの方向性をきちんと知ることを理解してほしいとJeffは言います。そのために社内を動き回って、新しいことをトライしてみることを彼は提案しています。

Jeffが考える最も重要なこと――「好きなことを見つけて、それを自分のキャリアにすること」。「すべての人が好きなことをする。このことを忘れないように、（スヌーピーで知られる）チャールズ・M・シュルツの漫画『Peanuts』をいつもデスクに置いているのです」