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ÄKTA™ユーザートレーニングをバーチャル体験してみよう!

hitrap

 

 

 

ÄKTA™ avantユーザートレーニングコース
1日目

1時間目 クロマトグラフィー基礎講義

ÄKTA™を使うためのウォーミングアップです。
ÄKTA™システムの概要や特徴について、ご紹介いたします。

 

矢印トレーニング風景1

2時間目 ÄKTA™の基本操作方法をマスター

ラボへ移動して、まずはイオン交換クロマトグラフィーによるマーカータンパク質の分離にチャレンジ!ÄKTA™の電源を入れてバッファーやカラムをセットし、実験の準備に必要不可欠な一連の操作を練習します。マーカータンパク質が分かれればOK。まだまだ先がありますよ!

 

矢印

トレーニング風景2
Super loopのセッティング

3時間目 His-tagタンパク質のアフィニティー精製

さて、ÄKTA™の基本的な使い方をマスターしたところでいよいよ実践です。教材サンプルとしてHis-GFPを使った三段階精製に進みます。 はじめの実験は HisTrap™ HPカラムを使ったHis TagつきGFPタンパク質の精製・濃縮です。His-GFPは肉眼で色が確認できる量を用いているため、カラムに吸着する様子やどのフラクションに回収されたかをすぐに確認することができます。サンプル添加の練習を兼ねていますので、数 ml~150 mlのサンプル添加に適したSuperloop™の使い方もここでマスターです。

 

矢印

4時間目 His-tagタンパク質の陰イオン交換カラムでの最終精製

次のイオン交換クロマトグラフィーに備えてサンプルを希釈して塩濃度を低減をします。サンプルはサンプルポンプからダイレクトロードする方法を学習します。クロマト手法を切り替えるたびに、バッファー交換(ポンプウォッシュ)、カラム準備などの基礎的な操作を反復練習できますので、1日目が終わる頃には大抵の方はマニュアルを見なくても操作ができるようになります。

 

矢印

5時間目 MethodQueue

ちょうど朝出勤したタイミングに精製が終わっているようにしたい!という時などに力を発揮するタイマー機能の使い方を体験します。MethodQueue機能でÄKTA™の稼働率をさらに上げられるかもしれません。

 

 

2日目

6時間目 メンテナンスで安定稼働

安定的にシステムを稼働していただくために、お客さま自身でÄKTA™やカラムを日常的にメンテナンスする方法をセミナー形式で学習します。システムの圧力が高い原因として考えられるものは?ポンプが液を全く吸引しないようにみえるときはどうしたらいいのか?等日常的に起こりえるトラブルを解消できるようになります。全ユーザー(特にシステム管理者様)に欠かせない内容です。

 

矢印

7時間目 カラムログブックでカラムの使用履歴を管理

カラムの使用履歴を管理・記録する機能をためします。例えば5回使ったらカラムを洗浄する、というようなルールに従って、お客さまにそろそろ洗浄のタイミングですよ、とリマインドすることもできます。

 

矢印

8時間目 BufferProとスカウティング

ÄKTA™ avantには、イオン交換クロマトグラフィーでの最適分離pHを条件検討する際に便利なバッファー自動調整機能=BufferProがあります。 バッファーの材料をセットしてpHを指定すると、ÄKTA™が自動でバッファー調製、実験を行ってくれます。スカウティングという連続運転機能を併せて実施することで、異なるpHにおける分離パターンを比較して最適な分離条件(pH)の検討法を習得します。 「これが自動でできるなんて。」と感嘆の声をあげられるお客さまも少なくありません。

参考: ÄKTA™の簡単便利機能講座【8】 ~もっと簡単にバッファーpHの検討をしませんか~

矢印
トレーニング風景5

9時間目 実験計画法 Design of Experiments

例えばマルチモーダル担体Capto™ adhereで、できるだけ抗体がカラムを素通りし、夾雑物が結合する条件を至適化するためには、サンプルのコンダクティビティ、pH、負荷量等様々な因子を考慮する必要がありますが、すべての因子を総当たりで実験すると、実験数が膨大になってしまいます。そんなときは、統計学の実験計画法(DoE)の利用が最も有効です。このセッションでは、実験計画法の基礎的な考え方とUNICORN™のソフトウェアの使いかたを学びます。

 

矢印

10時間目 メンテナンス

6時間目で学んだメンテナスを実機で試してみましょう。システムの洗浄もメソッド化できますので、例えばイオン交換クロマトグラフィーの実験の後、全自動でシステムやカラムを水で洗浄した状態にする、というメソッドも簡単に組めます。

 

矢印

11時間目 まとめ

やっと講義室へ引き上げます。この頃になると皆さんヘトヘトになっているかもしれません。
これで、2日分の全課程を終えました。お疲れさまでした!

 

いかがでしたか?2日間、かなり盛りだくさんのメニューになっています。
1台の装置につき最大4名のグループに分かれての実習ですので、2日間終わる頃にはかなり和気藹々な雰囲気が生まれることもよく目にいたします。 特に似た業種の方が同席されると、お昼休みなどにお仕事の内容に関しての意見交換されていることもあります。

ご参加お待ちしております

 

ÄKTA™ユーザートレーニング今後のスケジュール

今後の開催スケジュールにつきましてはこちらの「ユーザートレーニング」ページに掲載されています。

 

 

ÄKTA™ユーザートレーニングお申込み

ÄKTA™ユーザートレーニングのお申込みは下記より承っております。

お申込み

※1日コースのシンプルな取扱説明コースおよびラボスケールカラムパッキングトレーニングコースも同月に開催しておりますので、あわせてご覧ください。

 

 

 


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