バイオダイレクトメール vol.45 細胞夜話
<第9回:母国語で書いたおかげで忘れられてしまった大発見 - H. pylori>
1982年、オーストラリアのRoyal Perth Hospitalのロビン・ウォレンとバリー・マーシャルがヒトの胃かららせん状の菌を単離・培養することに成功しました。当時の定説では、胃には細菌は生息することができず、胃炎や胃潰瘍はストレスの結果であるとされていました。しかし、彼らはこの菌が病原体であるという新しい仮説を提唱しました。研究が進んでこの仮説が正しかったことが証明され、2005年に彼らはノーベル賞を受賞しました。
しかし、胃に存在する菌に気づき、病気との関連を指摘したのは、実は彼らが最初ではなかったのです。
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