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Cytell Cell Imaging Systemお客さまの声
非RIの系を用いた細胞障害活性測定

京都大学 iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 金子新研究室 南川淳隆様、金子新先生

京都大学 iPS 細胞研究所 増殖分化機構研究部門 金子新研究室
金子 新 先生
南川 淳隆 様

概要

Cytell Imaging Systemを用いて、がん抗原特異的ヒトT-iPS 細胞から再分化されたT 細胞のがん細胞に対する細胞障害活性を非RIで評価するためのアッセイ系を検討しました。
T細胞添加から1時間毎5時間の測定を行ったところ、がん抗原特異的なT細胞と非特異的なT細胞を比較してがん細胞の殺傷能力に有意な差が得られました。
蛍光イメージングをベースにした本法は、ADCC活性、CDC 活性など、様々な細胞障害性活性測定に応用可能と考えられます。

使用した感想

非RIであり、操作ステップも少ないため再現性良くT細胞の評価を行うことができました。一度、生死判別のゲート設定などを行えば技術員の方でも十分に測定できます。
画像で細胞を確認できること、同一サンプルで経時的に測定ができることが、従来法にはないメリットです。

■京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 金子新研究室のHPです。
  http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/kaneko/

 


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