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クロマトグラフィークイズ:ÄKTA™編の解説(1)ÄKTA™primeやÄKTA™FPLC、ÄKTA™purifier UPCシステムでは、実験後にシステム電源を切るか"ランプオフ"作業が必須である。【○】 これらの機種で採用されているUVランプは、システム電源がONの間は常時点灯しています。ランプ寿命を延ばすためにも、計測に使わないときにはシステム電源をOFFにするか、OFFできないケース(低温環境に設置されている場合)は、ランプだけをOFFすることをお忘れなく! 参考(2)ゲルろ過カラムにサンプルを600 µl添加したいが、ちょうどよいサイズのサンプルループがないので希釈して1 mlにするしかない。【×】 イオン交換・アフィニティークロマトグラフィーなどの吸着系のクロマトグラフィーについては、添加したい量にちょどよいサンプルループがない場合、開始バッファーでちょどよい体積まで希釈することをおすすめします。しかし、ゲルろ過クロマトグラフィーでは、希釈することで分離が悪くなるケースがありますので、その場合は"一部充填"をおすすめします。 サンプルループへのサンプル充填方法:一部充填法サンプルがサンプルループのボリュームより少ない場合や、サンプルロスを最小に抑えたい場合は、一部充填を行います。 (3)ÄKTA™で使うバッファーは、スターラーで攪拌してよく溶けていれば特にろ過する必要はない。【×】 よく溶けているように見えても、細かいとけ残り、不溶物が含まれています。このまま使うと、オンラインフィルターが頻繁に詰まり、実験中にOver Pressure Errorでたびたび足止めをくってしまいます(オンラインフィルターが装着されていなければ、ダイレクトにカラムが詰まってしまいます!)。 必ず0.45 µmまたは0.22 µmのフィルターでろ過してください。 参考(4)流速1 ml/minで送液したら、圧力表示が0.32 MPaだった。圧力は問題なし。【○】 ÄKTA™システムには、FR-902という圧力発生器具が付いています。これにより、カラムを通していなくてもある程度の圧力が発生します。適正値は0.15~0.35 MPaですので、今回の値は正常範囲です。ただ、もう少ししたら、圧力チェックの必要がありそうです。 ÄKTA™prime/AKTAprime plus以外の機種には、圧力チェックのチェックシートがありますので、ぜひご参考にしてください。 参考(5)シリンジからサンプルループにサンプルを注入したら、速やかにシリンジを抜かなければいけない。【×】 サンプルループへサンプルを注入したあとは、カラムへのサンプル添加が終了するまでシリンジを抜かないでください。抜いてしまうと、重力落下によりサンプルが廃液側に抜けていってしまいます! (6)サンプルが100 mlある。カラムサイズが小さいため、1度にカラムに添加できるのは20 mlが限界である場合、5回同じ実験を繰り返す必要がある。そのためには、UNICORN™で作成したメソッドを一回ずつ実行する操作が必要である。【×】 UNICORN™で作成したメソッドは、簡単に繰り返し実行することができます。「Scouting(スカウティング)」という機能です。さまざまな実験条件を振って最適条件を見つけるための機能ですが、まったく同じ実験を繰り返すように組むことも簡単にできます。 (7)ポンプに空気が入ると、送液がまったくできない。【×】 どんなポンプも、少し空気が入ったくらいで、まったく送液しなくなることはありません。しかし、不定期に流速が変化しますので、たとえば流速1 ml/minで送液しているつもりでも、実際には0.7 ml/minくらいしか送液できていないこともあります。 実験の再現性に問題がでますので、ポンプ内の空気の存在を示す兆候(0.05 MPa以上の圧力変動)に気づいたら、一度実験を中断してパージ作業を行うことをおすすめします。 (8)低温室、クロマトチャンバー中のシステムを使った実験が終わったら、システムの電源はOFFにするべきである。【×】 低温環境に設置しているシステムは、常にシステム電源をONにしてください。装置が温まったり冷えたりを繰り返してしまうと、結露によりシステムにダメージがありますので、徹底していただきますようお願いします。 参考(9)実験が終わったら、システム内がバッファーのまま放置しても1週間くらいなら大丈夫。【×】 クロマトグラフィーは、滅菌環境で行なっているわけではありませんので、バッファーのまま放置すればシステム内での塩の析出や微生物の繁殖が起こり、つまりや故障の原因となります。実験が終わったら、直ちに超純水にシステムを置換し、2日以上使用しないときには20%エタノールでの置換をおすすめします。すぐに水置換できないときには、便利なタイマー機能を使うことも可能です(※UNICORN™バージョンによってはできない機種もあります)。 (10)実験のためゲルろ過カラムをバッファーで平衡化し始めた。40分後に終了するはずだが、会議に出なければならない。面倒だが40分後に戻ってきて平衡化を終わらせる必要がある。【×】 そんな必要はありません。「End Timer」機能を使えば、自分で入力した時間・容量でマニュアル操作を終了する事ができます。 (※UNICORN™バージョンによってはできない機種もあります)。 参考お問合せフォーム※日本ポールの他事業部取扱い製品(例: 食品・飲料、半導体、化学/石油/ガス )はこちらより各事業部へお問い合わせください。 お問い合わせありがとうございます。 |
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