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お客さまの声

東邦大学 医学部医学科 薬理学講座 伊藤 雅方 様へのインタビューをご紹介(2/2)

マーカーがカラーで同時撮影できるのですぐに分子量を確認

ECL™SelectLAS500は、ウェスタンブロッティングのバンドと有色分子量マーカーのバンドが同時に撮影できるのがポイントとなっています。早速、自サンプルでも検証を行いました。カラーの発色がとてもよく、すぐにかつ直感的に分子量が確認できて便利でした。また、カラーのまま確認できるので、分子量マーカーのバンドのサイズが分かりやすかったです。

今まではマーカーとウェスタンブロッティングのバンドを別々に撮影し一般的な画像編集ソフトウェアでレイヤーを重ねて見ていました。5分ぐらいでできる作業ですが、サンプル数が多いと30、40分とまとまった時間になります。重ね合わせの作業工程が減らせるので実験時間の短縮につながります。

 

LAS-1000よりも短時間で撮影

現在使用しているLAS-1000と比較して、一番良いと感じたのは撮影時間が短いことです。LAS-1000では立ち上げから撮影まで10分ぐらいかかります。ImageQuant™ LAS 500では電源を入れた後の立ち上げ時間が数分と短かく、さらにAuto Exposureボタンを押しただけで最適撮影条件を自動的に設定・撮影してくれました。図1のケースでは十数秒程度で撮影が終了しています。

※お客さまの使用経験に基づく記載です。

 

伊藤様のご研究紹介:
遺伝子-臓器・器官レベルで得られた情報を生体に反映させ、統合的に解釈し、医療の現場に貢献できる研究を展開しています。研究対象も薬物に限定せず、再生医学に基づいた治療手段や医療機器など、幅広い研究を総合的に推進しています。
特に現在は脂質代謝に関与する、脂質転移タンパク質に着目しています。リン酸化部位等に変異を導入した遺伝子をトランスフェクションした細胞や遺伝子改変マウスの組織等からの標本をウエスタンブロッティングに使用しています。免疫沈降法やショ糖密度勾配超遠心法で調製した標本は検出したいタンパク質が微量になることも多く、高感度な検出試薬は非常に役に立っています。

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