バイオダイレクトメール vol.49 細胞夜話
<第12回:銅鉄実験のはずが新技術の開発に - リン酸カルシウム法とHEK 293細胞 - 愛妻家の銅鉄実験>
ある材料で成功した実験を別の材料でやってみることを「銅鉄実験」などと揶揄しますが、手法が確立されていない時代には、材料を替えるだけで大変な苦労をすることもしばしばでした。しかし、地道な努力の積み重ねによって問題を克服すると、新しい発見や手法につながる場合も少なくありません。今でこそ、形質転換の古典的手法として定着しているリン酸カルシウム法と、アデノウイルスベクター構築などで頻繁に利用されるHEK 293細胞も、そんな地道な努力から生まれてきたのでした。
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