HyClone™
ウシ胎児血清（FBS、FCS）製品

Defined FBSは、ウイルスの混入に細心の注意を払って行う培養や生化学検査での利用を目的とした培養など、幅広くご利用いただけます。
Defined FBSの製造では、ウイルスを除去できる0.04 μmフィルターによる滅菌処理を行っています。血清の製造に一般的に用いられている0.1 μmフィルターと比べて、ウイルス除去効果が非常に高くなっています。0.04 μmフィルターを通すことで細胞の増殖率が落ちるなどのマイナス点がないことも確認しています。
また、Defined FBSは50以上の成分検査と生化学検査にクリアしています。詳細はCertificate of Analysis（COA）を確認ください。

HyClone™ ブランドの Australian Origin Defined FBSは、40 nmフィルター処理の後、9 CFR standardに従ってウイルス検査が行われ、広範な生化学プロファイルが提供されます。

HyClone™ ブランドの New Zealand Origin Defined FBSは、40 nmフィルター処理の後、9 CFR standardに従ってウイルス検査が行われ、広範な生化学プロファイルが提供されます。

Characterized FBSは、0.1 μmフィルターろ過を3回繰り返すことによって製造しており、一般に市販されているFBSと同じレベルの品質になります。

一般に市販されているFBSと同じレベルの品質になります。

AU Characterized FBSは、アメリカ合衆国農務省（USDA）またはオーストラリア検疫検査局（AQIS)に承認されたオーストラリア食肉処理場のみから収集した血清を使用して製造しています。
オーストラリアは牛海綿状脳症（BSE)や口蹄疫（FMD)の非感染国として認定されており、USDA安全テストにも合格しております。

ニュージーランドはウシ伝染病の報告例がほとんどなく、牛海綿状脳症（BSE）や口蹄疫（FMD）の非感染国として認定されています。そのためニュージーランド産の血清は安全性が高いことで知られています。
NZ Characterized FBSは、直接HyClone™ニュージーランド製造工場で、厳格な管理のもとで収集された血清を使用して製造しています。

一般に市販されているFBSと同じレベルの品質になります。

USDA Tested FBSは、アメリカ合衆国農務省（USDA）によって口蹄疫（FMD）の非感染国として認定されている国から収集した血清を使用して製造し、同USDAの安全性試験をクリアした製品となります。