お客さまの声

伊藤様(一番左)と呼吸器内科感染病態グループの皆さま
大阪大学大学院医学系研究科
呼吸器・免疫アレルギー内科学
呼吸器内科感染病態グループ
伊藤大介 様へのインタビューをご紹介(1/2)
導入いただいたECL™SelectLAS500について、「全国のX線フィルムユーザーにおすすめします」とおっしゃってくださった大阪大学 伊藤大介様におすすめポイントを伺いました。
X線フィルムと比べて作業効率が向上
ECL™SelectLAS500を使ってみると、X線フィルム使用時の不便な点が多数見えてきました。X線フィルムを使うにはまず、メンブレンとウェスタンブロッティング検出試薬、カセット、フィルムなど一式を持って、他研究室と共同で使用している現像室に移動しなければいけません。現像室では光が入らないように気をつけながら、検出試薬を反応させたメンブレンと、X線フィルムをカセットにセットします。万が一、セット時にずずれるとピントがぼけた像になってしまうことがあるので、細心の注意を払う必要があります。さらに、報告書作成や論文執筆などのために、現像したフィルムを別途スキャナーで取り込んでデジタル化していました。
ECL™SelectLAS500はコンパクトで研究室に置けるので、現像室への移動の必要はなくなりました。実験室でメンブレンに規定量の検出試薬をふりかけ、機器にセットし、ボタンを押すだけで撮影可能です。もちろん明るいまま作業ができるので操作性は高いですし、ずれないように注意を払う必要もありません。露出中も機器に付き添う必要なく、撮影、データの取り込みも自動で行ってくれるので大変便利です。露出中に別の作業をすることもできるようになり、作業効率もあがっています。
そして、なんといっても「X線フィルムが必要ない」のがポイントでしょうか。フィルムや現像液などの消耗品を用意せずともウェスタンブロッティングのバンド画像が得られるのが嬉しいです。
» 目的タンパク質とノンスペとの区別に便利