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Life Sciences Academy* 提供 / Cytiva 主催
Life Sciences Day 2013

BIA SymposiumとIN Cell User’s Dayが 新しく生まれ変わりました!
細胞のイメージング解析と生体分子の結合/解離・構造変化の解析が、創薬にもたらすものとは?

Life Sciences Day 2013
~今なにが起こっている? 創薬オープンイノベーション~


ご参加ありがとうございました!

Life Sciences Day 2013開催報告

今日の創薬・医療研究においては、多くの基盤技術を有する大学、創薬・医療技術の開発に長けた企業、そして日本の進む方向性を決定づける国が連携しながら研究開発を進めていくことが非常に重要となっております。また、我々自身も、研究開発企業の1つとして皆さまと同じ課題を有しております。
このような背景から、従来、BIA Symposium、IN Cell User's Dayと製品ごとに開催してきたユーザーイベントを、今年は、創薬・医療研究の課題解決に焦点を当て、産・官・学それぞれに所属される弊社のユーザーが一堂に会してリサーチストラテジーについて討議する新しいユーザーイベント「Life Sciences Day 2013」として、Life Sciences Academy(※1)の提供にて開催いたしました。
基調講演、ランチョンセミナー、ポスター発表などは全機器のユーザーに1つの会場に集っていただき、IN Cell Analyzer、Biacore™ & MicroCalの各技術に関する深い討議はそれぞれの会場にて分科会形式にて開催、というプログラムでお届けいたしました。基調講演では国内の製薬企業の方に企業の研究開発戦略及び産官連携における課題について、またアカデミア創薬プロジェクトの方からはアカデミア創薬の戦略についてご講演いただきました。また、今年も、約50名の方にポスター発表いただき、活発な意見交換が行われました。

来年も、7月に、さらに討議や発表をしていただける会を目指して企画中です。皆さまのご参加をお待ちしております。

ご講演内容紹介

ご講演要旨および資料をLife Sciences Academyにて公開しております。

※Life Sciences Academyにご登録の上、ご覧ください(まだご登録いただいてない方は、「講演要旨および資料はこちら」をクリックしてから登録画面へ進んでください)。
※ご了承を得た方の公開をさせていただいております。

基調講演

「第一三共の研究開発戦略-オープン・イノベーションの取り組み-」
第一三共株式会社  執行役員 研究開発企画部長 赤羽浩一 様

限られた経営資源の中で最新の技術で未充足医療ニーズに対応するために、社内外で広く創薬シーズを求めていかなくてはならない現状と、
第一三共株式会社での挑戦についてご紹介いただきました。

特別講演

アカデミア創薬の戦略と産学連携における課題
東京大学 創薬オープンイノベーションセンター 副センター長(特任教授) 小島宏建 様

アカデミアには多くの創薬シーズや様々なアイデアが埋もれているが、
それらを製薬企業等にうまくバトンタッチできない現状と、
創薬オープンイノベーションセンターの取り組みおよび成果についてご説明いただきました。

※講演要旨・資料の公開は終了しました

ランチョンセミナー

■「弊社のR&Dおよびイノベーション戦略」
インターナショナル・インク グローバルリサーチ 日本代表 浅倉 眞司

世界が何を必要としているかを見極め、1つの事業にとどまらず、パートナーシップを構築して分野・企業を超えた開発に挑戦している弊社のイノベーションについて紹介いたしました。

■「画像診断技術とその応用 」
Cytiva 執行役員 技術本部長 星野 和哉

各種画像診断装置の測定方法、特徴を説明、臓器別での画像診断技術の応用例について紹介いたしました。

※講演要旨・資料の公開は終了しました

■「Biacore™, MicroCal, IN Cell Analyzer -創薬開発における活用事例-」
Cytiva 岩田 知子

創薬開発における各ステップで、IN Cell Analyzer、MicroCal、Biacore™を使用することで、創薬全体の効率化、スピードアップ、サクセスレートの向上に貢献する点について具体例を挙げて紹介いたしました。

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Biacore™ & MicroCal分科会

講演 ①:低分子医薬品創薬とBIA

「ThermodynamicsでDrug Discoveryを加速する」
座長:大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻  准教授 内山 進 様
演者:大鵬薬品工業株式会社 つくば研究センター 第一研究所 グループリーダー 吉村 千穂子 様

共結晶構造や阻害剤が複数知られているHSP90を題材として、化合物と標的蛋白質の相互作用の熱力学的解析例を、FBDD、ヒット化合物のキャラクタライズ、誘導体展開に関して紹介するとともに、それら解析において直面した課題についてご説明いただきました。

講演 ②:周辺技術とBIA

「タンパク質工学に基づく次世代がん治療抗体の創製と機能解析」
座長:協和発酵キリン株式会社 バイオ医薬研究所  主任研究員 前田 宜丈 様
演者:東北大学大学院工学研究科 バイオ工学専攻  准教授 浅野 竜太郎 様

タンパク質工学に基づく次世代がん治療抗体の創製を目指した取り組みを、各種解析手法を用いて機能評価を行った結果と併せてご紹介いただきました。

※講演要旨・資料の公開は終了しました

講演 ③:抗体医薬品創薬とBIA

「Design and Characterization of Low Immunogenic Streptavidin for Pre-Targeted Radioimmunotherapy」
座長:一般財団法人 化学及血清療法研究所  第一研究部部長 中島 敏博 様
演者:東京大学先端科学技術研究センター  システム生物医学分野 特任研究員 杉山 暁 様

低免疫原性ストレプトアビジンの開発について、配列設計やBiacore™による初期スクリーニング、物性解析結果に加え、Biacore™ 3000を用いた更なる immunogenicity 解析結果について、LISA314、LISA414を例にご紹介いただきました。

パネルディスカッション

相互作用のカイネティクス・サーモダイナミクスの活用方法、Biacore™ とITCの使い分けや測定時に気を付けている点および課題、将来への期待と予想について、議論を行いました。

IN Cell Analyzer分科会

講演 ①

「ケミカルバイオロジーを用いたiPS細胞から臓器構成細胞への分化誘導研究」
京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 准教授 長船 健二 様

ケミカルバイオロジーを用いて試験管内で臓器の構成細胞種を分化誘導する研究の概要についてご説明いただくとともに、化合物スクリーニングを用いた腎臓、膵臓、肝臓への分化誘導研究の研究結果、さらに、iPS細胞技術を用いた細胞療法および治療薬開発の可能性と今後の展望についてご紹介いただきました。

講演 ②

「細胞形態変化データベース「モルフォベース」の構築とその活用」
独立行政法人理化学研究所 長田抗生物質研究室 特別研究員 二村 友史 様

がん細胞が与えられた薬剤の作用に応じて特異な形態を示すことに着目し、新規抗がん剤を発掘する探索基盤として構築した形態変化データベース「モルフォベース」とモルフォベースを用いた薬剤作用解析の研究例をご紹介いただきました。

講演 ③

「ヒトiPS細胞研究とIN Cell Analyzerの活用例」
塩野義製薬株式会社 シオノギ創薬イノベーションセンター 未来創薬グループリーダー 主幹研究員 高橋 浩治 様

シオノギ創薬イノベーションセンターで行っている、IN Cell Analyzer 2000を用いた、ヒトiPS細胞研究におけるハイコンテントアッセイ(HCA)の活用例についてご紹介いただきました。

基調講演

「中外製薬における創薬イノベーション戦略と産学連携の課題」
中外製薬株式会社 取締役副社長執行役員 山崎達美 様

高付加価値型、個別化医療へ向けた研究開発戦略の中で重視した点について、中外製薬株式会社の取り組みをご紹介いただき、
今後の医薬品産業の向うべき方向性についてお話ししていただきました。

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ポスター受賞者インタビュー

Life Sciences Dayの参加者の投票によって選ばれる賞で、当日ポスター発表してくださった方の中から受賞者が選出されます。(50音順・順不同)

国立がん研究センター東病院
佐藤 隆太 様

国立がん研究センター 佐藤様
結果だけでなく機器の使用方法や実験の過程についての熱い議論ができました

»インタビューはこちら

アステラス製薬株式会社
楠﨑 佑子様

アステラス製薬株式会社 楠﨑 佑子様
ポスター発表をきっかけに、ほかのユーザーと情報交換できるようになりました

»インタビューはこちら

大阪大学大学院(紀ノ岡研究室)
稲森 雅和様

大阪大学大学院(紀ノ岡研究室) 稲森 雅和様
手法の確立という早いタイミングで発表できたのは貴重な体験になりました

»インタビューはこちら

理化学研究所(長田抗生物質研究室)
二村 友史様

理化学研究所(長田抗生物質研究室)二村 友史様
学会では、あんなに人が途切れず聞きに来てくださることはないです

»インタビューはこちら

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開催概要

     
日時 2013年7月3日(水) 受付 10:00~ 開会 10:30~
場所 パシフィコ横浜 会議センター(みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩3分)
募集定員 500名(先着順)
料金 無料(事前参加登録制)
お申込み方法 お申込み受付は終了いたしました。
申込み締切 2013年6月25日(火)

プログラム概要

基調講演

中外製薬における創薬イノベーション戦略と産学連携の課題
中外製薬株式会社 取締役副社長執行役員  山崎達美 様

基調講演

第一三共の研究開発戦略-オープン・イノベーションとベンチャー・スピリット-
第一三共株式会社  執行役員 研究開発企画部長  赤羽浩一 様

特別講演

アカデミア創薬の戦略と産学連携における課題
東京大学 創薬オープンイノベーションセンター 副センター長(特任教授)  小島宏建 様

ランチョンセミナー

弊社の研究開発戦略について~臨床診断機器の開発を中心に
インターナショナル・インク 日本代表 浅倉 眞司、
Cytiva 執行役員 技術本部長 星野 和哉  他

ユーザー分科会(IN Cell Analyzer、Biacore™ & MicroCal)、ポスター発表、交流会

お問合せ先

Cytiva
Life Sciences Day2014 開催事務局
TEL 03-5331-9336
e-mail Tech-JP@cytiva.com


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