ご講演内容紹介
ご講演要旨および資料をLife Sciences Academyにて公開しております。
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基調講演
「第一三共の研究開発戦略-オープン・イノベーションの取り組み-」
第一三共株式会社 執行役員 研究開発企画部長 赤羽浩一 様
限られた経営資源の中で最新の技術で未充足医療ニーズに対応するために、社内外で広く創薬シーズを求めていかなくてはならない現状と、
第一三共株式会社での挑戦についてご紹介いただきました。
特別講演
アカデミア創薬の戦略と産学連携における課題
東京大学 創薬オープンイノベーションセンター 副センター長(特任教授) 小島宏建 様
アカデミアには多くの創薬シーズや様々なアイデアが埋もれているが、
それらを製薬企業等にうまくバトンタッチできない現状と、
創薬オープンイノベーションセンターの取り組みおよび成果についてご説明いただきました。
※講演要旨・資料の公開は終了しました
ランチョンセミナー
■「弊社のR&Dおよびイノベーション戦略」
インターナショナル・インク グローバルリサーチ 日本代表 浅倉 眞司
世界が何を必要としているかを見極め、1つの事業にとどまらず、パートナーシップを構築して分野・企業を超えた開発に挑戦している弊社のイノベーションについて紹介いたしました。
■「画像診断技術とその応用 」
Cytiva 執行役員 技術本部長 星野 和哉
各種画像診断装置の測定方法、特徴を説明、臓器別での画像診断技術の応用例について紹介いたしました。
※講演要旨・資料の公開は終了しました
■「Biacore™, MicroCal, IN Cell Analyzer -創薬開発における活用事例-」
Cytiva 岩田 知子
創薬開発における各ステップで、IN Cell Analyzer、MicroCal、Biacore™を使用することで、創薬全体の効率化、スピードアップ、サクセスレートの向上に貢献する点について具体例を挙げて紹介いたしました。
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Biacore™ & MicroCal分科会
講演 ①:低分子医薬品創薬とBIA
「ThermodynamicsでDrug Discoveryを加速する」
座長:大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻 准教授 内山 進 様
演者:大鵬薬品工業株式会社 つくば研究センター 第一研究所 グループリーダー 吉村 千穂子 様
共結晶構造や阻害剤が複数知られているHSP90を題材として、化合物と標的蛋白質の相互作用の熱力学的解析例を、FBDD、ヒット化合物のキャラクタライズ、誘導体展開に関して紹介するとともに、それら解析において直面した課題についてご説明いただきました。
講演 ②:周辺技術とBIA
「タンパク質工学に基づく次世代がん治療抗体の創製と機能解析」
座長:協和発酵キリン株式会社 バイオ医薬研究所 主任研究員 前田 宜丈 様
演者:東北大学大学院工学研究科 バイオ工学専攻 准教授 浅野 竜太郎 様
タンパク質工学に基づく次世代がん治療抗体の創製を目指した取り組みを、各種解析手法を用いて機能評価を行った結果と併せてご紹介いただきました。
※講演要旨・資料の公開は終了しました
講演 ③:抗体医薬品創薬とBIA
「Design and Characterization of Low Immunogenic Streptavidin for Pre-Targeted Radioimmunotherapy」
座長:一般財団法人 化学及血清療法研究所 第一研究部部長 中島 敏博 様
演者:東京大学先端科学技術研究センター システム生物医学分野 特任研究員 杉山 暁 様
低免疫原性ストレプトアビジンの開発について、配列設計やBiacore™による初期スクリーニング、物性解析結果に加え、Biacore™ 3000を用いた更なる immunogenicity 解析結果について、LISA314、LISA414を例にご紹介いただきました。
パネルディスカッション
相互作用のカイネティクス・サーモダイナミクスの活用方法、Biacore™ とITCの使い分けや測定時に気を付けている点および課題、将来への期待と予想について、議論を行いました。
IN Cell Analyzer分科会
講演 ①
「ケミカルバイオロジーを用いたiPS細胞から臓器構成細胞への分化誘導研究」
京都大学iPS細胞研究所 増殖分化機構研究部門 准教授 長船 健二 様
ケミカルバイオロジーを用いて試験管内で臓器の構成細胞種を分化誘導する研究の概要についてご説明いただくとともに、化合物スクリーニングを用いた腎臓、膵臓、肝臓への分化誘導研究の研究結果、さらに、iPS細胞技術を用いた細胞療法および治療薬開発の可能性と今後の展望についてご紹介いただきました。
講演 ②
「細胞形態変化データベース「モルフォベース」の構築とその活用」
独立行政法人理化学研究所 長田抗生物質研究室 特別研究員 二村 友史 様
がん細胞が与えられた薬剤の作用に応じて特異な形態を示すことに着目し、新規抗がん剤を発掘する探索基盤として構築した形態変化データベース「モルフォベース」とモルフォベースを用いた薬剤作用解析の研究例をご紹介いただきました。
講演 ③
「ヒトiPS細胞研究とIN Cell Analyzerの活用例」
塩野義製薬株式会社 シオノギ創薬イノベーションセンター 未来創薬グループリーダー 主幹研究員 高橋 浩治 様
シオノギ創薬イノベーションセンターで行っている、IN Cell Analyzer 2000を用いた、ヒトiPS細胞研究におけるハイコンテントアッセイ(HCA)の活用例についてご紹介いただきました。
基調講演
「中外製薬における創薬イノベーション戦略と産学連携の課題」
中外製薬株式会社 取締役副社長執行役員 山崎達美 様
高付加価値型、個別化医療へ向けた研究開発戦略の中で重視した点について、中外製薬株式会社の取り組みをご紹介いただき、
今後の医薬品産業の向うべき方向性についてお話ししていただきました。