●高いサンプルの濃縮効果と分離能
●信頼性が高く、再現性の高いプレパックカラム


クロマトフォーカシングを行う際には専用バッファーが必要となります。なお、弊社クロマトフォーカシング専用バッファー 「Polybuffer」は販売終了となっております。専用バッファーをお持ちでない方は、本カラムご購入時にご留意ください。

クロマトフォーカシングは、生体分子を等電点(pI)の差にもとづいて分離する手法です。使用する担体には広いpH範囲で均一な緩衝能を持つように数種類の陰イオン交換基が導入されています。サンプルを高いpHのバッファーで平衡化したカラムに吸着させた後、溶出液をPolybufferを含む低pHバッファーに切り替えると、カラム内に自動的にpH勾配が形成され、生体分子が等電点の高い順に溶出されます。
クロマトフォーカシングは高い分離能と濃縮効果を持つ手法の1つであり、等電点の差が0.05以下であるアイソザイムを分離することもできます。
5/200 GLは精密な分離に、5/50 GLはスクリーニングなどの短時間分離に適しています。

FAQ(製品Q&A)は下記リンク先をご覧ください。
クロマトフォーカシング
カラムメンテナンス

ご注文情報

製品 包装 コード番号 価格(円)
SDSあり。労安法(ラベル表示義務あり) Mono P 5/50 GL 1 本 17517001 販売終了
SDSあり。労安法(ラベル表示義務あり) Mono P 5/200 GL 1 本 17517101 販売終了

SDSあり。労安法(ラベル表示義務あり) SDSあり。労働安全衛生法(ラベル表示義務あり)該当製品です。

詳細情報

項目

  • 仕様
  • 補足イメージ

Mono P Columns仕様

カラムサイズ
Mono P 5/50 GL
0.5×5 cm
Mono P 5/200 GL
0.5×20 cm
ベッド体積
Mono P 5/50 GL
1 ml
Mono P 5/200 GL
4 ml
ゲルマトリックス
ポリスチレン架橋ジビニルベンゼン
粒子径
10 μm
排除限界
107 Da
限界圧
4 MPa
最大サンプル添加量*
Mono P 5/50 GL
5~10 mg
Mono P 5/200 GL
20~40 mg
推奨流速
0.5~1.5 ml/min
pH安定性
2~12(通常)、1~14(短期)


1 MPa=10 bar=145 psi
* 添加量はサンプルにより異なります。高分子サンプルの場合は、添加量が制限される場合があります。

クロマトフォーカシングによる濃縮効果

Mono P HR 5/20によるヘモグロビンA2とヘモグロビンEの分離

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