Biacore cap-tag capture kit
Biacoreをもっと身近に~アッセイ条件の最適化を簡単・安価に~というコンセプトで、Biacore 1 シリーズ、Biacore 8 シリーズ、Biacore T100/T200/S200でご使用いただける、キャプチャキットになります。詳細はこちらをご覧ください。
Biacore cap-tag capture kit 測定メソッド
この度、Biacore T200、S200でご使用いただける測定メソッドをご用意いたしました。
Kinetics解析を行う上では、マストランスポートリミテーションを抑制するために、本格的な測定を行う前にあらかじめ適切なリガンドキャプチャ量が得られる条件を検討する必要があります(キャプチャレベルスカウティング)。
詳細は、初めてBiacore実験ノート「Biacore cap-tag capture kitを用いた相互作用測定」をご確認ください。
そこで、キャプチャレベルスカウティング用(Figure.1)、測定用(シングルサイクル法)の2種類のメソッドを用意しました。
Figure.1 キャプチャレベルスカウティングセンサーグラム
さまざまな希釈条件のリガンドをSeries S Sensor Chip CAPにインジェクションしました。キャプチャレベルのレポートポイントから、目指すキャプチャ量に適切な希釈率を求めます。
Biacore T200用 ― Software version 3.2.1で作成
各MethodファイルをRun Methodからご使用ください。
Biacore T200用のMethodファイルはこちらからダウンロード(Zipファイル)してください。(以下2つのMethodファイルが含まれています)
- Capture level scouting using Biacore cap-tag capture_Biacore T200.Method
- Single-cycle kinetics using Biacore cap-tag capture_Biacore T200.Method
Biacore S200用 ― Software version 1.1.1で作成
各MethodファイルをRun Methodからご使用ください。
Biacore S200用のMethodファイルはこちらからダウンロード(Zipファイル)してください。(以下2つのMethodファイルが含まれています)
- Capture level scouting using Biacore cap-tag capture_Biacore S200.Method
- Single-cycle kinetics using Biacore cap-tag capture_Biacore S200.Method
Biacore Insight Software(Biacore 1シリーズ、Biacore 8シリーズ、)用のメソッドは、本国サイトからダウンロードしていただけます。
使用時の注意事項
使用するセンサーチップは、Series S Sensor Chip CAPです。チップをドックする際は「CAP」を選択してください。